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≪Z900RS専用 スラッシュメガホンマフラー受注開始!》

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昨年秋に開発が始まった「Z900RS専用スラッシュメガホンマフラー」。集合部コレクター以後の中間パイプの3Dでの曲げ角度、それに斜切りスラッシュの角度調整を行い、早ければ年内には製品版のご案内ができるかもというつもりでしたが公式のテストは想像以上に厳しく。。。

 

ようやくにして排ガス、音量、加速騒音共に規定条件をクリアし、製品版の最終サンプルが完成しました!

 

基本構造は従来品の6ピース427マフラーに近しいと言えます。下記写真の全てが商品構成となり厳重に梱包され、お手元に納品されます。

 

4本のエキパイ、集合部分の4in1コレクター、触媒が内蔵される中間パイプ、サイレンサーが格納されるテールパイプの全てパイプがスプリングジョイントで固定され意図も簡単に組み上げられます。旧LOUDEXシリーズを思い出されたファンの方も多いのではないでしょうか。

 

それでは、こだわりの部分に目を向けてみましょう。

 

まずは何と言っても、迫力満点のメガホン部分はZ900RSの車体ボリューム感を十二分に受け止めるかのように拡張され、スラッシュカットされたテールエンドに向けて抜群の存在感を発揮します。

更にテールエンドのサイドビューは、バッフルが僅かに顔を覗かせるよう設計され、まるで重装備されたミサイルを彷彿させるワイルドなデザインは設計段階から大きく拘ったポイントです。試作段階で「垂直に切り落としてバッフルを押し込んで見えない」パターンも試しましたが、このハス切りでバッフルをチラ見させるデザインとでは、見た目の印象はかなり攻撃的で別物の印象に完成しました。

 

次に、バッフルを囲むエンド部の仕上げです。以前の開発記事でも触れましたが、この部分を平らの「のっぺらぼう」にすればコストも削減できます。しかしそれと引き換えに見た目の世界観はかなり下がってしまいます。ひときわ注目される部分ですので、ARCHIとして手間とコストが掛かるのは承知の上で妥協を許さず最高の仕立てを選択しました。

 

「お弁当箱の削除」も全体の見た目を左右する重要なポイントです。機能は担保しつつ、Z900RSオーナーであれば誰もが考えるであろう命題はしっかりとクリアしています。

 

エキパイはステンレスを使用することで耐久性の向上を図りました。エンジンとの接合部は1ピースのフランジを採用し、イージーフィットを実現しています。エキパイ上部には番号が刻印されていますので、間違った場所に取り付けることもありません。

 

それでは実際に取り付けた画像もご覧いただきましょう!

 

 

Z900RS専用スラッシュメガホンマフラーは第1弾として2018~22年対応モデルを2月28日に発売。1回あたりの生産ロットに限りがあるため以降は順次発送となります(初回ロットは30本の予定)。また、2018~2023対応サーキット専用モデル(公道使用不可)は3月31日、2023年~対応モデルは5月12日の発売予定です!

 

次回はサウンドのデモ動画をお伝えさせていただきます!

 

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