「より一層Zらしく、最高のスタイリングバランスを追求する」

 

ARCHIが常に掲げ、追い求めるテーマです。

このテーマを実現するためのアプローチのひとつである「トラスロッドシリーズ」。今回特別セットをご用意させていただくにあたり、改めてこのシリーズの特長を追ってみたいと思います。

 

まずは旧Zの写真を何点か見てみます。

 

 

 

これらの写真からARCHIがイメージするのは「パイプ溶接による武骨さが醸し出すZらしい美しさ」です。「漢（おとこ）」を感じさせるポイントでもあります。

 

次に、Z900RSも同じように観察してみます。（写真はカフェタイプ）

 

 

 

これはこれで洗練された美しさです。

しかし、先に挙げた旧Zの醸し出す雰囲気とは異なります。都会的で優しい感じでしょうか。

 

この違いに対し

・パイプ溶接を前面に押し出した漢らしく美しいパーツを開発することでギャップを埋めることが出来るのではないか

と考えたことがトラスロッドシリーズのスタート地点となります。

 

しかし、せっかく作るのであれば「ただパイプデザインにしました」では芸がありません。

より美しく、使いやすくなるためのアイデアを盛り込み生まれたのが「トラスロッドシリーズ」です。

 

では、トラスロッドシリーズのこだわりポイントについて見ていきましょう。

 

こだわりポイント１）職人によるパイプ溶接で生み出されるパーツ

 

「武骨で美しくZらしいイメージ」を演出するために選択したのは「パイプ溶接によるパーツ製作」です。

職人が一つ一つ手作業で溶接することで、クラシカルかつ剛性アップも実現しました。

 

これらのパーツを配置したエンジン周りがこちら。

左右逆かつCafeになりますが、ノーマルと比べてみます。

 

かなり雰囲気が異なりますね。

見えにくい部分ですが、サスペンション周りもパイプフレームになるとこのような感じに。

 

 

こだわりポイント２）ポジショニングが選べるバックステップキット

 

特に長距離のライディングを考えると、自分の体に合ったポジションを選択できるのは大きなアドバンテージと言えます。より快適で安定した走りのために、トラスロッドシリーズは高い自由度でフットポジションを選べるようになっています。

 

トラスロッドの基準ポジションから見てみましょう。

ARCHIが考える「Z900RSのお勧めフットポジション」がこの位置になります。とはいえ体格にも好みにも個人差がありますので、このポジションを起点に位置と角度を調整してみます。

 

A)角度を少し急に（つま先が下がる方向に）

これだけでもかなり足の感じ方が変わります。

次に、角度を戻して基本ポジションから上方向への変化を試してみます。

 

B)1段階上

かなり上に来ました。いわゆる「12時のポジション」です。

もう1段前方向に寄せてみましょう。

 

C)前部限界位置

少し前になり、角度も急になりました。設定することは可能ですが、やや特殊なポジションと言えます。

今度は基本ポジションから時計回りに位置を変えてみます。

 

D)基本ポジション一つ下

いわゆる「3時の位置」です。最も足が後ろに来るポジションですね。ここから更に1段下げてみます。

 

E)基本ポジションから2つ下

ひざ下の角度が少しゆったりします。ノーマルのポジションに近づいてきました。最後に、最もノーマルに近いポジションへ移動します。

 

F)ノーマルに最も近いポジション

いわゆる「6時の位置」です。ノーマルのポジションから少し後ろに下がった位置なので、馴染みがあります。

 

どのポジション・角度も試してみるとかなり印象が違います。迷うときは左右でちがう設定にし、体が教えてくれる答えに従って位置決めを行ってみるのも良いでしょう。

 

調整に必要なのは長めの六角レンチ（L字）1本です。ネジは2か所だけです。

 

調整の手順例

１）ステップの裏側にあるネジをレンチで緩め、外します。（位置決めのピンを無くさないよう注意！）

 

２）フレームとの接合部のネジをレンチで緩め、外します。（位置決めのピンを無くさないよう注意！）

 

基部・ステップとも空いている穴同士をピンで繋ぎ、ネジで固定します。

 

見た目・剛性・乗り心地が「よりZ的になる」トラスロッドシリーズ。お勧めです。

 

【特報】

10月5日（月）前後から、フットポジションキットに特別なボーナスパーツを付属したキャンペーンを開催中です。詳細はこちらからご覧ください。

≪特別セットキャンペーンページ≫